September 11, 2003
Thelonious Monk: Monk.
「Monk.」ってなんだか、「モーニング娘。」とか「藤岡弘、」みたいですけど。。。
まあ、そうしたことはさておき、コロンビアから発売されたこのアルバムなかなか好内容です。
冒頭のLizaからいきなり素晴らしいグルーヴですし、続くApril in Parisの素晴らしいピアノ・ソロからアンサンブルに移り、チャーリー・ラウズの乾いた音色のソロに繋がる所は絶品です。最後に収められたTeoはブルージーな曲想も良いですし、音域やフレーズのテクスチュアを巧みにコントロールしたモンクのソロには思わず唸ってしまいます。
個人的にはPannonicaが一番のお気に入りです。短いアルペジオの導入からテーマに入るのですがメロディーの後ろでのモンクの弾くコードがかなり刺激的です。
この作品はもともとコード進行がかなり複雑ですが、それをさらに強調するような極端なヴォイシングを施すので、ほとんど無調的に聞こえる瞬間もあるほどです。
チャーリー・ラウズのやや冗長なソロのあとのモンクのソロはほとんど単音の一見シンプルなものですが微妙にリズムを揺らしたり、上へ下へと広い音域を動き回るので非常に抽象的な感じがします。
そして、全体的に言えるのがベン・ライリーのドラムの素晴らしさです。派手さはそれ程ないですけど、モンクの音楽で非常に重要なグルーヴ感をうまく生み出していますし、さりげないfill inがとてもツボにはまっています。
まっちゃん@シリウス : September 11, 2003 07:06 PM | トラックバック (0) | Thelonious Monk
モンクといえば、「エピストロフィー」です。
「エピストロフィ」なら、ドルフィーのラストアルバムです。何か「文句」がありますか?というオヤジギャグで一件落着(汗
ドルフィーのラストアルバムは私も大好きです。
このアルバムで共演したミシャ・メルゲンベルクやハン・ベニンクは後にフリー・ジャズの分野で大活躍する事になったのも興味深いです。
このアルバムのエピストロフィーを聴いていつも思うのが、ドルフィーとモンクの共演が実現していたらどうなっていただろうということです。
まっちゃん@シリウス : September 12, 2003 10:12 PM