October 10, 2003

Amon Düül: Psychedelic Underground

言わずとしれた、ドイツの生んだ最もクレイジーなバンドの最もクレイジーなアルバムですが、2003年最新デジタル・リマスターということで紙ジャケになって再発売です。
もともとローファイなサウンドなのでリマスターというのもそれほど関係なさそうですが、それなりにキメが細かくなっているように感じます。

このアルバムはバンドのメンバーがおクスリを一発キメた状態でだらだらと即興的なセッションを行いそれを細かく切り貼りしたりエフェクターを通す事によって音を変調したりと大胆に加工する事によってサイケデリック体験を音楽で表現しようとしたものです。

その結果はドコドコボコボコとプリミティヴなパーカッションのリズムに合わせてひずんだギターのコードや叫び声がかぶさり、それが無目的に延々と続いていくもので、これがベートーヴェンを生んだ国と同じ国の音楽なのか、と一瞬びっくりしますが、ドイツにはこの手の極度にいかれたバンドが多かったりします。
ドイツ人は論理的というイメージがありますが、それが度を超えると超論理から非論理へと変異してこのような異様な音楽が生まれるのでしょう。

まっちゃん@シリウス : October 10, 2003 11:28 PM | トラックバック (0) | German Rock

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コメント

1970年前後のドイツアンダーグラウンドシーンは、カンとかファウストとかアシュラテンプルとか聴いても、かなりぶっ飛んでいますね。時代が進むにつれて、だんだん整理整頓されていくのですけど、その整頓のされ方が、また独特で面白いなと思います

りろ@涅槃 : October 14, 2003 09:53 AM

1970年前後というと、ジャズの世界ではマイルスが電化していってかなり実験的なことをやっていて、とてもすごい時代だったんだな、と思います。人は自分の生まれた時代の音楽が好きになるという説がありますが、私なんかは、その仮説にぴったり当てはまります。

まっちゃん@シリウス : October 14, 2003 10:06 PM
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