November 27, 2003
Dusko Goykovich: SAMBA DO MAR
ボサ・ノヴァというと暑い夏を乗りきるための納涼音楽としてのイメージが非常に強いですが、このアルバムは「秋のボサノヴァ」とでも名付けたくなるような、クールなトーンがアルバム全体を支配しています。トランペット(or フリューゲルホルン)、アコースティック・ギター、ウッド・ベース、ドラムというキーボードを欠いた編成がすっきりとした響きを生み出しています。ダスコ・ゴイコヴィッチのトランペットの物憂げな音色とChega de saudadeやInsensatezなどのボサ・ノヴァの名曲の美しいメロディーの相性が抜群にいいですし、そこに絶妙なアコギのコードがかぶさることによって、ブラジル風だけれども非常にオリジナルなボサノヴァの世界を作り出すことに成功しています。
ミュート・トランペットの音色を聞くとどうしてもマイルスの亜流のように聞こえがちなのですが、彼の音色はマイルスとは全く違った個性を持っていて、この辺も非常に聞き所になっています。
まっちゃん@シリウス : November 27, 2003 10:00 PM | トラックバック (0) | Jazz
コメント
ゴイゴヴィチは、マケドニアなんとかという作品を聴いたことがあります。独特のフレージングが、印象に残っていますね。
りろ@涅槃 : November 28, 2003 06:46 PMコメントする