November 12, 2003

Ennio Morricone & Dulce Pontes: focus

ポルトガル人歌手ドゥルス・ポンテスが歌うモリコーネ作品集です。オーケストラはもちろんモリコーネのアレンジ&指揮によるものです。Cinema ParadisoやMetti una sera a cenaなどのモリコーネの代表的な作品も沢山収められています。

いつも通りモリコーネ特有の夢見るようなストリング・セクションは耽美的ですし、管楽器やピアノ、チェンバロなどの楽器の色彩的な使い方は肉感的とでも言いたくなるほどですが、こうした素晴らしいアレンジとドゥルス・ポンテスの歌声の相性は抜群です。

彼女の歌声は、こぶしまわしなど始めの内はちょっとやりすぎかな、などとも思うのですが、聴き進めて行く内に力強く表現力溢れる歌声に次第に圧倒されてきます。

モリコーネはヴェルディやプッチーニを生んだ歌の国イタリアの作曲家なんだな、ということを再確認させられますが、この大きくうねるメロディーを聴いているとガーシュインやコール・ポーターなどがミュージカルのために作曲した歌がスタンダードになっていったように、モリコーネが様々な映画のために書いた曲が新しいスタンダードとして定着していきつつあるな、ということを実感させられます。

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まっちゃん@シリウス : November 12, 2003 11:36 PM | トラックバック (1) | Ennio Morricone

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