September 09, 2004

Bill Frisell:Unspeakable

coverここ何年もほんわかしたカントリー風の作品をひたすら発表してきたビル・フリーゼルの新譜は大きく方向性が変わっています。サンプラーやターンテーブルを使いダンス・ミュージック的な側面を全面に出した非常に都会的で洗練された音楽になってます。そうすると、いわゆるノリノリの音楽かというとそうではなくて、グルーヴ感があってもBGM的な感触があるし、ファッションショーとかものすごくお洒落なお店でかかってそうなライトな雰囲気も持っています。でも
安っぽい雰囲気にはならず、非常に緻密に作り込まれたアンサンブルとミックスが印象に残ります。すごく軽く叩いている感じのカスっというスネアの音色、曲によって加わるブラスやストリングスのアンサンブル、その上で軽やかに舞うビル・フリーゼルのギターなどの素材が自在に組み合わせを変えて表れては消える感じで、聞けば聞くほどじわじわと素晴らしさが滲み出てくる名盤だと思います。

まっちゃん@シリウス : September 9, 2004 09:40 AM | トラックバック (1) | Jazz

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