September 07, 2004
Tony Williams: Believe It
トニー・ウィリアムズの70年代のこの名作がリマスタリングして発売されました。アラン・ホールズワースなんかも参加していてロックでポップな内容ですが、私はトニー・ウィリアムズのリーダー作の中でこのアルバムが一番好きだったりします。オノ・ヨーコのアルバムでのプレイなんかもそうなんですが、彼の叩くロックなリズムはものすごくグルーヴ感があって腰の辺りがむずむずしてくるのです。もちろん随所でジャズ的な遺伝子を感じさせるオカズも連発です。エレキ・ギターやエレピが往年のフュージョン・サウンドを奏でそれはそれで非常に高度なプレイなのですが、それらすべてが、トニー・ウィリアムズのドラムの引き立て役にしか聞こえないというのは彼のプレイの凄まじさを物語っています。
正直言って、彼のドラマーとしての超一級の素質に対して彼のリーダー作の出来栄えは今一つ何か足りない、と思わせるものが多いのですが、このアルバムは名作だと思います。

コメント
コメントする