May 07, 2006
はじめての武満徹
芸術新潮2006年05月号に「はじめての武満徹」という特集記事があります。武満初心者のための簡単なCDガイド程度のものかと思っていましたが、中身はなかなか充実しています。若き日の貴重な写真、様々な自筆譜のカラー写真、「コロナ」などの図形楽譜、武満が愛用していたギターやピアノ、そしてけん玉の写真など、眺めているだけでも非常に楽しい資料が満載です。武満が音楽を手がけた映画のポスターなども沢山のっていますし、武満が書き綴った料理のレシピのメモなども楽しいです。個人的に気に入ったのが和田誠氏による、「小さな空」などのソング4曲の絵本風にまとめられた楽譜です。小沼純一氏による「武満徹を聴く一週間」というCDガイド的なものもありますが、全くの武満初心者がここで紹介されているCD、DVDを聴こうとすると、かなりお腹いっぱいかな、という分量に思わず苦笑してしまいます。しかし、実際にはその何倍もの莫大な音源があるわけで、小沼氏も相当苦労してこれだけに絞ったのかな、と思います。

コメント
僕も先日購入いたしました。
写真や図形楽譜や美術作品が豊かに収録されているのは、美術雑誌の編集の手腕が発揮された見事な出来映えだと思います。
しかも、うた4曲の楽譜がこのように楽しく見られるとはありがたいことです。この内容でこの値段なら買いでしょうね(笑)
東京オペラシティの武満徹展もGW中に行って参りましたが、自筆譜の細かさに驚嘆しました。
セン : May 8, 2006 02:14 AM自筆譜の筆跡のきめ細かさをみると、彼の人間性、音楽性が滲み出ているのがよく分かりますよね。レシピのメモもスコアを書くのと同じ筆致なのは当然といえば当然かもしれませんが、微笑ましいです。
まっちゃん@シリウス : May 8, 2006 05:48 PMコメントする