July 21, 2006
ドイツの巷では
今回ドイツに到着した時はワールドカップも残り2試合を残すのみ、3位決定戦の前日且つ金曜の夜だったためか、夜中まで街中は異様な熱気に溢れていました。夕食を食べに行ったレストランではライヴハウスばりの大音量で音楽がかかり、その音量に負けじとオヤジ6人くらいの集団が大声で騒ぐ様には唖然としました。多くの建物の窓には万国旗が掛かり、国を挙げて盛り上げようとする心意気が強く感じられました。キュルテンに行っても多くの民家や車にドイツ国旗がたなびいていましたし、滞在したホテルも入り口に小さな万国旗がありました。
決勝戦がシュトックハウゼン講習会の2日目で、その日コンサートの前半が終わったらある一角が突然空席になっていたので何だろうと思ったら、イタリア人、フランス人のいた席だという事があとから判明しました。
腕に「健康」と漢字でタトゥーを入れていた強面の兄ちゃん(講習会とは何の関係もなく、単に近くに住んでいただけ。映画で悪役として何本か出演しているそうです)と妙に意気投合して最後の日におみやげもらったり、日本のアニメやマンガ好きな人がアントニオ以外にもいることが判明したり(アントニオ曰く、「北朝鮮からミサイルが飛んできてもマジンガーZが守ってくれる」)、なぜか「数独」がドイツで大流行だったり(ドイツでもSu-dokuと言います)、日本にちなんだ出来事も多かったです。

日本にちなんだことといえば、日本人デュオ(二人ともドイツ在住ですが)によるAVEが受講生コンサートで演奏されましたが、2等賞を獲得しました。おめでとうございます。当然カティンカ&スージーとは全く違った雰囲気ですが、アジアンな薫りの加わった演奏も非常に興味深いものでした。
一度だけレッスン聴講しましたが場所によっては一音ずつ止める非常に細かいレッスンで気が遠くなりそうでした。20分近く暗譜でダンスのように動き回りながら演奏しなくてはならない微分音と特殊奏法満載のこの難曲をやろうと思い立っただけで偉いと思える作品です。日本での演奏も企画して欲しいものです。
私は今回「シュピラール」を勉強しましたが、短波ラジオから日本の相撲中継が聴こえてきた時には妙な感動を覚えました。スージーに何度かレッスンしてもらいましたが、スコアの演奏指示からだけでは分かりにくい演奏の方向性がつかめたのでさらに演奏をブラッシュアップしていこうと思います。
まっちゃん@シリウス : July 21, 2006 10:28 PM | トラックバック (0) | Stockhausen , シュトックハウゼン講習会2006