August 27, 2006

GAGAKUネットワーク

シュトックハウゼンが1966年に来日し、NHK電子音楽スタジオで「テレムジーク」を制作するために佐藤茂氏と組み上げた音色変調回路「GAGKUネットワーク」の回路図がCD「音の始原を求めて3」のブックレットにのっていたので、それを元にMax/MSPで同じ仕組みのパッチを作ってみました(上図、クリックすると拡大します)。

2つのリング変調器と3つのフィルターを組み合わせた簡単な回路ですけど、音色変調の効果は絶大です。
オリジナルの回路にはない音声ファイルの(逆回転も含めて)再生スピードを変化させる機能を加えてみましたが、これだけで「なんちゃって60年代電子音楽」の響きを作る事が出来ます。

当たり前ですが、設定次第で「テレムジーク」風の独特なトレモロ効果を出す事も出来ます。
(ビートルズが使っているのと同じギターでHelpのフレーズを弾いて、「同じ音だ!」と感動するレベルの話ではありますが。。。

リング変調を基調としていることもあり、特に金管楽器、ハープ、ピアノなどの音色の変調の効果は絶品です。

ファイル書き出しの機能をつけて、音高を変化させずに再生速度を変化させる機能をつければさらに可能性が広がりそうな気がします。

まっちゃん@シリウス : August 27, 2006 12:56 PM | トラックバック (0) | Electronic Music

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