December 23, 2006
大竹伸朗「全景」
東京都現代美術館で明日まで開催されている大竹伸朗「全景」を見に行ってきました。偏狭的なコラージュと猥雑な香りのする色彩感覚などひとつひとつの作品だけでもかなりの情報量があるのですが、小学校時代の作品から現在に至る2000点という膨大な作品群を一挙に集めての大規模な展覧会で、3分の1を見た位の段階で頭が朦朧とし、全部見終わった後には目がチカチカするくらいぐったりと疲れてしまいました。
この展覧会自体が一つの巨大なコラージュとして考えられているのでしょう。
作品数があまりにも多いので感想を書いているとキリがありませんが、強く印象に残ったのが小学校時代の作品です。図画工作の課題で書いたような絵、マンガや図鑑から模写したようなスケッチ、学校の文集の表紙に選ばれたような版画など、小学校の時代からすでに「芸術作品」になっているようなものも多く、残されているその時期の作品自体の点数の多さも驚異的でした。
上の写真は美術館の建物の屋上に展示されているのですが、これも大竹伸朗の作品です。
私の故郷であり、大竹氏が現在住んでいる宇和島の駅の看板ですが、見覚えがあるので、これは多分以前(20年程前まで)実際に宇和島駅にあった看板そのものを買い取ったんだと思います。美術館に辿り着いた瞬間にその看板を発見してぎょっとしましたが、それは私にとっては東京をぶらぶら歩いていたら突然故郷に辿り着いたような異様な感覚に襲われたからです。
この「宇和島駅」をあしらったTシャツが売店で売ったので、購入したことは言うまでもありません。
リアル宇和島駅でこのTシャツは売っていないのでしょうか。。。。
ちなみに「全景」公式サイトはこちらです。
http://shinroohtake.jp/index.html
