June 16, 2007
備忘録
最近やっている作業(少しずつ書き加わるかもしれません)
・バッハ「マタイ」のイエスのパートの練習。
7月下旬に演奏予定なのです。
イエスの最後の言葉「エリ、エリ〜 אֵלִי אֵלִי, לָמָה עֲזַבְתָּנִי」というのもヘブライ語ですね(詩篇22番冒頭)。せっかくヘブライ語・日本語の対訳本を買ったので原典にあたって調べてます。
指導している合唱団で「ハレルヤ」をやっていますが、これもヘブライ語、「ハレルー・ヤハ הַלְלוּ-יָהּ」です。
・シュトックハウゼン「ピアノ曲X」のアナリーゼ。
あまりの音の多さに、はじめはどこから手を付けて良いか分かりませんでしたが、きっかけさえつかめば思ったよりもシンプルで整然とした構造になってます。
8月23日の大井氏のリサイタルでの上演曲。
(先日演奏中止になったシェーンベルク・川島素晴編「黄金の仔牛の踊り」の初演もここで予定されています。)
ちなみにシュトックハウゼンといえば、「自然の持続時間」でピアノの減衰音が完全に消えるのを待たずに次のフレーズへ行って云々、という感想が多かったので(私も同じことを感じましたが)、ベンヤミンに遅ればせながらメールで聞いてみると、やはりシュトックハウゼンの指示でそうしたということです。はじめは几帳面に音が全部消えるのを待っていたが、待ちすぎずに次へ行くように、と言われた、ということです。
この作品のCDがあと数日で到着するはずですので、そこでさらに詳細にチェック出来るかと思います。
・シュトックハウゼン「シュピラール」の練習
こちらは7月のシュトックハウゼン講習会に備えて。
さすがに1年前にもやっているので、その時は結構あたふたしていた感覚が減り、かなり余裕を持って演奏出来るようになりました。
一見好き勝手に演奏すればよさそうな印象を持たれがちですが、きちんとやろうとすると極めて難しいのです。
しかし、入ってくる短波放送のほとんどが中国語というのは音楽的ヴァラエティの面から問題です。
・iTunes Storeでお買い物
先日紹介したアーノンクール以外にも大量に購入してしまいました。
ベティ・デイヴィス(マイルスの一時期の奥さん)のアルバム、ここでやっと聴くことができましたが、これは激ヤバのファンクで、こんな人と結婚したからこそ70年代のドロ沼のような音楽へと進化できたのかと納得。
ジョニ・ミッチェルの「コヨーテ」(ジャコ・パストリアスとのデュオ・アルバム)もなかなか良いですね。
その他、クリスチャン・ウォルフ、リュック・フェラーリ、ヴァレーズなども購入。
・巨人の星
冬くらいからずっと見続けていますが、やっと3巻目(1巻辺り10枚セット)のDVDに突入、大リーグボール2号もう少しで完成です。
しかし、次回予告で次の回のオチが分かってしまうのはどうなんでしょう。。
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大変なスケジュールですね。頑張ってください。
キリスト教界では、エステル・ラマンディエの歌うアラム語(イエスが実際に語っていた言葉)の聖歌が話題になったり、コイネー(ギリシャ語)の講釈が得意技で説教が退屈という牧師がいたり、聖書を読まないカトリック信者にブラームスの「4つの厳粛な歌」のテキスト「伝道の書」の話を振ったら、「なんすか?それ」と言われたり(伝道の書は典礼で使わないから) と、まぁ笑える話が多いです。
シュピラールは、実は譜面を見たことがありますが、さっぱりわかりませんでした。(当然ですが)
ひとつ質問なのですが、短波ラジオ操作において、局間ノイズと実際の放送受信は厳密に音色の違いとして峻別するものなのでしょうか?
ケージのラジオ作品なら、「偶然ダイヤルがとまったところでよし」とかいうのでしょうけど
シュピラールはもちろん譜面そのものではなく、インストラクションを丁寧に読まなければ決して読み方が理解出来ないのですが、それをもとにして演奏してみても疑問点がどんどん出て来て、去年の講習会でスージーに聴いたり、シュトックハウゼン監修の録音(イベントごとにトラックを分けているので研究用に非常に便利)を繰り返し聴いたりして、ようやく腑に落ちる段階まで辿り着きました。
ここまで何年かかったことか。。。
>短波ラジオ操作において、局間ノイズと実際の放送受信は厳密に音色の違いとして峻別するものなのでしょうか?
シュピラールの楽譜で指示されているのは、短波ラジオの音を模倣したイベントをどのように変化させるかのみで、どのような放送を模倣するかについては全く指定がありません。
つまり曲間ノイズもモールス信号も通常の放送音声もすべて等価な音楽イベントとして取り扱われうるということです。
まっちゃん@シリウス : June 16, 2007 10:41 PM