June 05, 2008
双子座三重奏団+eX.ツインライヴ終了
6月2日の「双子座三重奏団&エクスドット」ツインライヴ、お陰様で無事終了しました。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
諸事情で告知など遅れ集客も心配だったのですが、多くのお客さんにお越し頂き嬉しく思います。
今回は、ほとんど全てが新作の初演、シュトックハウゼン「ティアクライス」も今回のためのオリジナル版を作成しなくてはならなかったので、適度にソロ作品、旧作などを混ぜた前回までの双子座三重奏団の本番と比べると、極端に準備が大変でした。
特に川島、山根両氏の新作は容赦なく過酷なことを演奏者に要求する難曲で、ギリギリまで演奏がうまくいかず冷や汗ものでしたが、(演奏の大変さではなく)作品の面白さが客席にうまく伝わったようでホッとしています。
(山根作品は完全に通ったのは本番だけ?)
2時間を超す長い演奏会で唯一全ての演目に出演した中川俊郎氏の過激さと繊細さ、作品の完成の遅さに苦言を呈しながらも淡々と特殊奏法の練習を続ける曽我部氏の探求心など、毎回双子座三重奏団の本番は刺激的です。
March 13, 2008
新しい音楽
前回の記事とは逆に新作初演のネタです。
先日お知らせした、今週土曜日の日本現代音楽協会の「オペラ・プロジェクト II」に関して書いたちょっとした文章が主催者のサイトに掲載されていますので、紹介しておきます。
>>日本現代音楽協会
このリンク先を下の方や同サイト内の広報部雑記のページで、本企画の練習風景を収めた写真や作品紹介を見ることができます。
March 04, 2008
ボルヘスの時間
コンサートのお知らせです。
仙台にお住まいの作曲家、門脇治さんの新作モノ・オペラ「ボルヘスの時間」を以下のコンサートで演奏します。
■オペラ・プロジェクトⅡ 〜モノ・オペラ二題〜
2008.3.15.(土) 18:00開演 東京文化会館小ホール
入場料:3500円
門脇 治/ボルヘスの時間
・松平 敬(バリトン)
三枝木宏行/赤ずきん
・新藤昌子(ソプラノ)
指揮:松尾祐孝
演出:飯塚励生
演奏:田中隆英(fl) 有馬理絵(cl)
桑田 穣(vln) 高田剛志(vlc) 藤田朗子(pf)
演奏会の詳細、チケットご購入方法などは主催者の日本現代音楽協会のHPをご覧下さい。
私の方でもチケット申込を受け付けておりますのでこちらのフォームよりご連絡下さい。
テンポやリズムの変化が複雑なこの作品を、短期間、かつ極めて限られた稽古回数で暗譜し、仕上げなければならないスリリングな状況+確定申告などの雑務に追われ、このブログの更新も滞っていましたが、ようやく多少の余裕が出てきました。
主人公が本を読んでいると、その本の中から「自分自身」の声が聞こえてくるという心理劇風のストーリーですが、その声のパートも事前に録音をしておかなくてはならず、余計に大変だったのです。
タイトルのボルヘスとは主人公の飼っている犬の名前ですが、その由来はアルゼンチン生れの同名の作家からきています。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
ちなみに、もう一つの演目である三枝木さんの作品(私は出演しません)は門脇さんの作品とは全く異なるスタイルで作曲されていますが、midiによるデモ・テープの歌唱声部はなんと初音ミクで作られていました!
沢山の皆さんのご来場をお待ちしております。
January 28, 2008
るてえる びる もれとりり がいく。
タイトルの言葉は、草野心平の「定本 蛙」の抜粋、蛙語の詩です。この奇妙な詩に作曲家の中辻小百合さんが曲をつけた「ごびらっふの独白」が今週の木曜日に初演されますが、私も蛙として演奏に参加しますのでお知らせします。
国立音楽大学大学院修了演奏(作曲専攻・作品発表)
2008年1月31日(木)13:00開演
国立音楽大学・講堂小ホール
入場無料
中辻小百合:ごびらっふの独白
〜バリトン独唱、男声五重唱、室内オーケストラのための〜
指揮:夏田昌和
バリトン独唱:松平敬 ほか
佐藤丈治:白妙郷
箏:竹澤悦子、山野安珠美
十七絃:中井智弥
January 07, 2008
楽譜が来ない。。。
今月末に演奏する新作の楽譜がまだ到着していません。
まだ、3週間あるし(汗)、それほど突飛な要求だらけの楽譜ではない感触があるので、それは良いのですが、3月に初演するモノ・オペラの楽譜がまだ届かないのには、不安が隠せません。
楽譜見ても良いのであれば、当日のゲネプロでようやく全曲の楽譜がそろうということも何度か体験している(川○氏とか、中○氏とか。。)ので怖くないのですが(汗)、オペラだと暗譜して演技もしなくてはならない訳で、2ヶ月前になっても1小節も届いていないのはかなり不安です(台本は完成済)。
当初の締切は11月末で、12月中旬に主催者の某団体から分厚い封筒が届いて、「楽譜が来た!」と思ったら、チラシがどっさり入っているだけでした(泣)。
作曲家の方々、至急頼みます(大泣)。
そういう訳で、2月は地獄の日々ですな。。
実はその前にもいくつかありますので、告知しておきます。
まず今週10日は以前よりお知らせしているブソッティの声楽作品のコンサート。
ブソッティ自身による講演がある関係で、演奏時間は短いのですが、演奏もまとまってきて感じるのは、今回演奏される作品はかなりの秀作であるということです。限りなく演奏不可能に近い作品ですが、そこに込められた美しさ、官能性は絶品です。
その後、テューバの橋本晋哉氏の以下のリサイタルにゲスト参加します。
On Site Labo Emerging Artist Support Program Music
21世紀を担う新鋭たちの響き「テューバは語る」
1月26日(土)19:00開演 トーキョーワンダーサイト本郷 ¥3,000
<出演>橋本晋哉 tuba、甲斐史子 vn/vla、松平敬 bar、藤田朗子 pf
川島素晴:3つの習作「バス課題/ソプラノ課題/学習追走曲」(2006)
マウリシオ・カーゲル:ミルム (1965)
ガース・ノックス:次の潮汐と共に… (1990)
山根明季子:委嘱作品 (2008)
ジャック・ルボチエ:どうして俺のことをもう愛していないの? (1989)
湯浅譲二:天気予報所見 (1983)
ヴィンコ・グロボカール:ジュリリチューバイオカ (1996)
即興演奏
リンク:公式サイト
私が演奏するのは湯浅譲二「天気予報所見」1曲のみですが、この作品も含め橋本氏が折に触れて演奏を重ねている作品が満載ですので、お楽しみ頂けること間違いなしだと思います。
ちなみに私が「天気予報〜」を演奏するのはもう10回近くになります。バリトン・パートに関しては、少なくとも日本最多演奏記録を保持しているのではと思われます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
PS シュトックハウゼンCDガイド、さらに5枚ほど追加しています。
December 23, 2007
シルヴァーノ・ブソッティ トーク+声楽曲の夕べ
年明けに出演する演奏会のお知らせです。
ブソッティ来日に合わせた企画ですが、彼の声楽アンサンブルを堪能できる内容になっています。
五線が斜めに交差したような、ブソッティならではの視覚的に楽しい(でも解読困難&演奏至難な)楽譜に、さすがの私も始めはギョッとしましたが、リハーサルを重ね作品になじんでくると、官能的な響きの中で歌うのが快感になってきました。
とはいえ、一瞬で2オクターヴ以上跳躍など、かなりの超絶技巧を必要とする部分も多いのでまだまだ練習が必要です。
概要は以下の通りです。
◆シルヴァーノ・ブソッティ トーク+声楽曲の夕べ◆
日時:2008年1月10日(木)18時30分開演
会場:明治学院大学白金校舎 アートホール
講師:シルヴァーノ・ブソッティ(作曲家)
モデレーター:岡部真一郎(音楽学者;明治学院大学教授)
演奏:吉川真澄(sop)、太田真紀(sop)、尾崎かをり(alt)、
柿本竜二郎(ten)、大貫浩史(ten)、松平敬(bar)、藤井大輔(bs)、
杉山洋一(cond)
■プログラム
「5つのイタリアの断章」(1968)より:
第1曲「丘たちは耳を澄ましている」
第3曲「愛の曲がり角」
第5曲「ラーラ再び」
観念的バレー「涙」(1978)
スペイン民謡による五声の怪奇な「焼き炭売り」(1957)
主催:日本アルバン・ベルク協会/明治学院大学文学部芸術学科/明治学院大学言語文化研究所
通訳付き・入場無料
<お問い合わせ>
明治学院大学文学部芸術学科
TEL 03-5421-5380
FAX 03-5421-5502
October 15, 2007
[告知]飛び入りで出演
突然ですが、明日以下の企画に飛び入り出演することになりました。
eX.6 ケージ「Solo for piano」完全上演
2007年10月16日(火)19:00開演 18:30開場
渋谷・公園通りクラシックス
¥3000 (予約¥2500)
ジョン・ケージ 《Solo for Piano》 (1958)
《Solo for Tuba》 (1958) 《Song Books》(1970)ほか
[出演] 川島素晴 pf, etc. 山根明季子 pf, etc.
特別ゲスト:橋本晋哉 tuba, etc 松平敬 voice, etc.
ご予約、詳細な情報は主催者のサイトまで
(本当に直前に決まった話なので私のクレジットはのっていません)
メインは図形楽譜による超大作《Solo for Piano》 の2時間に及ぶ「全曲」演奏ですが、この作品と同時演奏可能なテューバや声の作品を重ね合わせての演奏で、リハは一度もやっていないので、どのような響きになるのかは私も全く想像がつきません。
様々な組み合わせで同時演奏可能なケージ作品の仕様、私自身がケージのレパートリーがそれなりにある、ということで、突然長時間ケージの作品を演奏するとなっても、どうにかなってしまうのです。
September 18, 2007
演奏会告知
ぎりぎりのお知らせですが、明後日の「現代音楽コンサート《PETETOK》第4回定期公演」へ出演します。
2007年9月20日(木)開演19:00
すみだトリフォニー小ホール
神長貞行:DIGITAL BOX (世界初演) Bar./松平敬 Tuba/橋本晋哉
中川俊郎:主の祈り[ Pater Noster ] (世界初演) Voc./松平敬 Pf./中川俊郎
新垣 隆:ソナチネ(世界初演) Sop./太田真紀 Bas.Cl./菊池秀夫 Pf./新垣隆
梶 俊男:空室 (世界初演) 詩/柴田千晶 Sop./高橋知子 Pf./中村和枝
梶 俊男:doors for piano Pf./中村和枝
中川氏の曲はラテン語の祈りの歌詞、神長氏の曲は芭蕉の俳句に曲をつけたものですが、当然音楽、言葉に対するアプローチが全く異なるので、それを同時に演奏するのは非常に興味深いです。
主催者の公式サイトへは
こちらよりどうぞ。
July 21, 2007
[告知]マタイ受難曲
ぎりぎりのお知らせになってしまいましたが演奏会のお知らせです。
マタイのイエスのパートをやります。
ドイツから帰国して落ち着く暇なく色々な予定が詰まっていたのが、逆に身体がバッハ・モードに切り替わる手助けになったようです。
1週間前はキュルテンで1日中ラジオと格闘しながら「シュピラール」を練習していたのが信じられないくらい昔の事のように感じます。
J.S.バッハ「マタイ受難曲」BWV244
日時: 2007年7月22日(日)
午後1時開演 午後1時開演(4:40終演予定)
場所: 川口リリア音楽ホール
ソプラノ:武田裕子
アルト:中島豊子
テノール:川瀬幹比虎
バス:浅井隆仁 宇野徹哉
バス:松平敬(イエス)
合唱:バッハ協会合唱団
児童合唱:町田コダーイ合唱団
管弦楽:バッハ協会管弦楽団
指揮、チェンバロ:山田 康弘
May 10, 2007
双子座三重奏団・三位一体ライヴ
今度の日曜日に行われる双子座三重奏団・三位一体ライヴの内容に関して少しだけお知らせしておきます。
双子座三重奏団・三位一体ライヴ
曽我部清典(tp)、中川俊郎(pf)、松平敬(vo)
2007.5.13. 17:00- 公園通りクラシックス
入場料:ご予約2500円、当日3000円
双子座「三」重奏団の「3」回目のライヴということで、「三」位一体ライヴと名付けましたが、それにちなみ、宗教的な内容、それに類するテーマの作品を取り揃えました。
ライヴ全体にちりばめるように中世ポリフォニーの名作マショーの「ノートルダム・ミサ曲」のキリエ、グローリア、アニュス・デイを演奏します。
4声の声の為の作品ですが、テノール声部をバリトン、その他の声部をピアノ(2声)とツィンク(トランペットの古楽器)に置き換えて演奏します。
600年以上前に作曲されたとは思えない複雑なポリフォニーの織物をお楽しみ頂ければと思います。
典礼の中でミサ曲を演奏する場合は、各曲の間に様々な聖歌が演奏されますが、そのイメージでマショーの作品の間に他の曲が挿入されます。
バッハのコラール前奏曲「いざ来れ、異教徒の救世主よ」や、それに関連させて作曲された中川俊郎氏の新作、コラール前奏曲「主の祈り」はまさに宗教的な内容を持っていますが、R.R.ベネット、伊東乾両氏の作品も祈りに通じる側面があります。
映画音楽でも知られるR.R.ベネットの「テネブレ」はその曲名が宗教的であるだけでなく、人生に絶望し死への憧れに満ちた古いイギリスの詞を使用し、伊東乾氏の新作「調教と傷心のアメリカ」はイラクやヴェトナムへ派兵される米軍兵士に関わるテキストをまとめて歌詞としています。
本来はコミカルな作品であるロッシーニの「猫の二重唱」も今回は昨年亡くなった中川邸に住んでいた猫へのレクイエムとして演奏します。
ちなみにこの作品のイントロとして私がちょっとした音源を作りましたのでそちらもお楽しみに。
ヘンデルの長大なオラトリオの演奏の合間には、宗教的な題材とは直接関係のないオルガン協奏曲などが演奏されましたが、息抜きにそうした作品も演奏されます。
分かりやすい作風のK.ピルスのトランペットとピアノのための「ソナタ」では曽我部氏のトランペットの音色をリラックスしてお楽しみ頂けるかと思いますが、それに反してカーデューのVolo Soloは演奏者に極度の緊張を強いる作品です。
絶対に演奏出来ない、音符がぎっしり詰まった楽譜を出来るだけ沢山、出来るだけ速く演奏されることが求められますが、複数の演奏者で演奏される場合は各セクションの頭は同時に、その後はそれぞれのテンポで演奏される「かけっこ」のような作品です。
鈴木治行氏の「蛇行」は素朴なメロディーとハーモニーで始まりますが、そこに様々な異物が挟まれることでどんどん崩壊していくような「奇作」です。この崩壊具合がかなり激しいのですが、自己言及的なテキストの効果も面白いです。
ご予約は私までメールを下さい。多くの方のご来場をお待ちしております。
April 24, 2007
双子座三重奏団・三位一体ライヴ
双子座三重奏団、3度目のライヴ、演奏曲目は以下のようにほぼ決定しました。
曽我部清典(tp)、中川俊郎(pf)、松平敬(vo)
2007年5月13日 17:00開演(開場16:30)
渋谷・公園通りクラシックス
入場料:ご予約2500円、当日3000円
ご予約の方は御名前、人数を明記の上、私までメールしてください。
曲目:
G.マショー:「ノートルダム・ミサ曲」より「キリエ」
中川俊郎:コラール前奏曲「主の祈り」(初演)
K.ピルス:ソナタ(tp, pf)
J.S.バッハ(W.ケンプ編):コラール前奏曲「いざ来れ、異教徒の救世主よ」(pf)
伊東乾:「調教と傷心のアメリカ」より(委嘱作品、初演)
G.マショー:「ノートルダム・ミサ曲」より「グローリア」
C.カーデュー:Volo Solo
G.ロッシーニ:猫の二重唱
R.R.ベネット:「テネブレ」より(vo, pf)
G.マショー:「ノートルダム・ミサ曲」より「アニュス・デイ」
鈴木治行:蛇行 Meander (委嘱作品、初演)
「三位一体ライヴ」だけに宗教的な題材(会場は教会の真下に位置します)のものを中心に、伊東氏のかなりシリアスな内容の新作も予定されています。
その一方「猫の二重唱」のようなお笑い系のものや、鈴木氏のキテレツな発想の新作なども取り混ぜています。
ご期待下さい。
March 13, 2007
今後の出演予定
ここ数ヶ月間の主な予定です。
■4月22日(日)13:30開演(予定) WINDS CAFE 124 in 三軒茶屋
【ケージ:声のための作品集 〜ケージ生誕95年・没後15年によせて〜】
松平敬(声)
三軒茶屋・レンタルスペースSF
入場無料(投げ銭方式)
実は諸事情があって曲目がまだ完全に決まっていませんが、先日ケルンでも演奏し好評だった「龍安寺」や「MUSIC FOR ONE」(声のソロのためのヴァージョン)ほかを予定しています。
ケージの声のための作品ばかりをやるというのは少なくとも決定です。
■5月13日(日)17:00開演 双子座三重奏団
曽我部清典(トランペット)、中川俊郎(ピアノ)、松平敬(声)
渋谷・公園通りクラシックス
当日3000円、予約2500円
今回で三回目になる双子座三重奏団のライヴ。
相変わらずの「ゆるい」雰囲気は同じかと思いますが、鈴木治行、伊東乾両氏の新作初演を予定しています。
■6月10日(日)14:00開演 松平敬(バリトン)・大井浩明(ピアノ)デュオ・リサイタル
歐われ 誦まれ 語られる 〜シェーンベルクな午後〜
代々木上原・けやきホール
曲目:「月に憑かれたピエロ」「黄金の仔牛の踊り(川島素晴編)」「ワルシャワの生き残り」、歌曲作品など
入場料:3000円(当日3500円)
個人的には今年前半期最大のイヴェントが本リサイタルです。
シェーンベルクの初期から晩年までの声楽作品を網羅するプログラムですが、通常の歌曲作品に加え、「ピエロ」「ワルシャワ」などの室内アンサンブル、またはオーケストラのための作品をピアノ・ソロ版で演奏というのがミソです。
複雑で色彩的な器楽アンサンブルを大井氏の超絶技巧ピアノでどう演奏するかが聞き物です。
一方、声のパートも、伝統的な歌唱法、シュプレヒシュティンメ、語りと、シェーンベルクの多彩な声楽技法を駆使した作品を並べています。
大井氏とは一昨年シューベルト「冬の旅」、ケージ「冬の音楽」+「ソング・ブックス」を一晩でやってしまうという無謀な企画を一緒にやっていますが、今回の企画もそれを上回る「おなかいっぱい」なものとなっています。
February 11, 2007
MUSIKKOSMOS ASIEN
今月下旬にケルンでの演奏会に出演するのでお知らせします。
MUSIKKOSMOS ASIEN:WEST-ÖSTLICHE PERSPEKTIVEN
2007.2.23. 19:00- 於ケルン・日本文化会館
曲目:
シェルシ:WO MA (バリトン独唱)
松平頼暁:カード・ゲーム (ソプラノ独唱)
志田笙子:清見寺へ 暮れて帰れば (2台ピアノ)
ケージ:龍安寺 (バリトン、打楽器、テープ)
志田笙子:羅生門(世界初演) (ソプラノ、バリトン、トランペット、ピアノ、打楽器)
演奏:
太田真紀(ソプラノ)、松平敬(バリトン)、
Benjamin Kobler, Laura Alvarez(ピアノ)
Markus Schwind(トランペット)
László Hudacsek(打楽器)
日本文化会館のHPにさらに詳しい情報があります。
この演奏会で中心的な役割を果たす志田笙子(ケルン在住)さんとは不思議な縁があります。
2001年のシュトックハウゼン講習会の受講生コンサートでTIERKREISを演奏した時に、12個の半音階リンを歌いながら演奏するヴァージョンでやったのですが、その楽器は志田笙子さんのご主人Michael Ranta氏の経営するアジア楽器店からレンタルしたのです。
その時は直接やりとりすることはなかったのですが、数年後日本でのある演奏会で志田さんとお話しする機会があり、そこで実は志田さんのお店から楽器をレンタルしていたことが発覚したのです。
それを機会に、半音階リンをあらためて購入したり(演奏会でも何度か使っています)やりとりがあったのですが、それが積もり積もって今回の演奏会の企画へと結実したのです。
この企画自体も実は紆余曲折があったのですが、志田さんの新作も現時点で譜面を頂いている部分だけで20分あまりの大作で仕上がりが期待出来ます。
この演奏会で演奏される志田さんの2台ピアノのための作品は最近フォンテックから発売された以下のCDで聴く事が出来ます。
これも偶然ですが、「ドイツ組」の4人の演奏家は全員シュトックハウゼン講習会の参加者(Benjamin Koblerは現在講師)で何度も一緒になっている人もいるので、リハーサルが今から楽しみです。
December 22, 2006
満員御礼:低音デュオライヴ
昨日、テューバ、セルパン奏者の橋本晋哉さんとの低音デュオ・ライヴに多くの方にお越し頂きありがとうございました。
なぜか最前列に重鎮作曲家、日本を代表する現代音楽演奏家の方々がずらりと並ぶ異様な状況での演奏になりましたが、無事に終了しました。
来年には低音デュオ2nd LIVEも予定しておりますので、またお越し頂ければと思います。
December 18, 2006
作業報告:TubaBaliBariTuva
21日の低音デュオ・ライヴで演奏するTubaBaliBariTuvaは橋本氏と私の共作というクレジットになっていますが、要は即興演奏です。
命名は私ですがテューバとトゥヴァ共和国、バリトンとバリ島を掛け合わせたダジャレです。
トゥヴァといえばホーメイ、バリ島といえばガムランですが、それらの音源を素材にしたミュージック・コンクレートを背景に即興演奏をする計画です。
そのミュージック・コンクレートは私が製作しているところですが(ほぼ完成)、ピッチや再生速度の極端な変化、リング変調やフィルター処理などを施してほとんど元の音楽が想像出来ない部分も多いです。煮物で言えば煮込みすぎた状態といえますが、やや煮えた状態、ほとんど生の状態のものとうまくバランスをとり、それなりに満足のいく出来になってきましたが、低音デュオ・ライヴの名前に負けない、低音域に音がうごめくダークな音響に仕上がっています。
生演奏の背景とはいえ、自作の電子音楽の類を人前に晒すのは始めてなので、反応がこわくもあり楽しみでもあります。
December 11, 2006
低音デュオ初リハーサル
昨日テューバの橋本さんと行う21日の低音デュオ・ライヴの初リハーサルを行いました。
「怪盗キクノロと名探偵アキチ君」と中世ポリフォニーものを中心に練習しましたが、「キクノロ」での橋本氏の超絶テューバにはぶったまげました。もともとコントラバスのために書かれた至難なパートを特殊奏法も交えて吹きまくる様は一見の価値ありでしょう。
私はこの曲では「語り」を担当しますが、かなり入り組んだテューバのパートとタイミングを見計らいつつ、同時に怪盗キクノロ、アキチ警部、地の語りと3通りの声色を使い分けなくてはならないので私も決して楽ではありません。
一方、セルパンとバリトンという奇妙な編成で中世の2声ポリフォニー小品を演奏しますが、音域、音色、ヴォリュームのバランスなど実はかなりフィットしていて、予想以上に面白そうなものに仕上がりそうな予感がします。
パレストリーナ的な均整のとれたポリフォニーとは対極にある、歪で野蛮な感触すらある作品(平行5度進行のような後世では忌避される響きが頻出します)、メリスマを多用した古雅な味わいの作品など、たった2声でも色々と出来ることを実感出来るのではないかと思います。ちなみに最も古いものではペロタンなどノートルダム楽派を思わせるオルガヌム風なものも演奏しますから、12世紀から21世紀までほとんど1000年に渡る時代を一晩の演奏会で体感することになります。
舞曲風なリズムを持つ曲では私が歌いながら数種類の打楽器を演奏しますが、これも中々面白い響きになると思います。
ちなみに演奏する予定の中世作品は以下の通りです(時代順)。
Domino fidelium jubila 作者不詳(12世紀)
Domino 作者不詳(13世紀)
Roma gaudens jubila 作者不詳(12〜13世紀)
Non al suo amante 作曲:Jacopo da Bologna(14世紀)
Io son un pelegrin 作曲:Giovanni da Cascia(14世紀)
An heavenly song 作者不詳(14〜15世紀)
Lullay lullow 作者不詳(14〜15世紀)
Enforce we us with all our might 作者不詳(14〜15世紀)
演奏会のご予約申込はこちらからどうぞ。
November 22, 2006
作業報告・シェルシ「Maknongan」
低音デュオライヴでやるシェルシの「Maknongan」の楽器指定は「pour un instrument grave ou voix de basse」つまり「低音楽器またはバス独唱のために」という一種異様な指定になっています(ちなみに「低音楽器」の例としてチューバ、コントラファゴット、コントラバスなどが挙げられています)。
低音楽器と一緒にバス独唱も並んでいるのが微妙に可笑しいですが、まさに今回の「低音デュオ」に相応しい曲と言えるでしょう。
楽譜自体は一種類の完全に固定されたものだけで、そこから各楽器、声でどのように細部を解釈するのかは演奏者に委ねられています。
例えば、各楽器、声の音域に合わせてどのように移調するか、楽譜中のいくつかの音符に記された「chiaro=明るく」「cupo=暗く」という音色に対する指示をどう解釈するか、などです。
私のための今回のヴァージョンでは原譜より完全4度下げ、chiaroの部分はAの母音で、cupoはMのハミング、特に指示のないところはÖのヴォカリーズで、ということで当初練習していたのですが、いまいちしっくりきませんでした。
主に楽器を想定したような細かいフレーズを母音のヴォカリーズだけで処理しようとすると明確さに欠け、しかも歌いにくいのです。
ところで、シェルシのバス独唱のために「WO MA」という4つの小品から構成される作品があり何度か歌ったことがありますが、この内の2つはもともとトロンボーン、1つはサックスのために作曲されていて、そこに抽象的なシラブルをあてはめてバス独唱用に「編曲」したものなのです。
あたかも始めから声のために書かれたかのようにうまく仕立てられているのですが、この「歌詞」付けにその成功の秘密があるのではないかと気付きました。
シェルシの声楽曲をいくつか歌っていると、シラブルの選択に彼なりの癖があることに気が付きます。特定の子音、母音の組み合わせばかりを使っているので、同じようなものを「Maknongan」のために「いかにもシェルシ風」にでっちあげてみたらどうなるだろう、と思ったのです。試行錯誤を重ねてそれなりに満足のいく仕上がりになってきましたが、もともと極めて見やすいとはいえないSalabertの出版譜に「歌詞」を書き込んでいくと、かなりゴチャゴチャしてきましたし、いくら使われている音数が少ない(9割の音符が単一のオクターヴのg, gis, aのみ)とはいえ、意外にややこしいリズムのカウントや細かいアーティキュレーションも考えながらだと注意力が散漫になってしまいそうだったので、Finaleで移調譜を作ることに決めました。
4分音符を基本としているようで32分音符単位で微妙にずれていたり、8割位の音符に何らかの音量やアーティキュレーションの指示が細かく記譜されているので作業はやや難航しましたが、まだ完璧ではないもののそれなりに納得いくもの(少なくとも原譜よりははるかに奇麗です)が出来たので以下にその一部をご披露します。
こっそり4分音やシェルシ独自のヴィブラート記号が紛れているところにもご注目下さい。

November 09, 2006
November 04, 2006
橋本晋哉×松平敬 低音デュオ・ライヴ
演奏会告知です。
今回のは結構濃いかもしれません。
橋本晋哉×松平敬低音デュオ・ライヴ
2006/12/21(木)19:00開演
松平敬(バリトン、声)、橋本晋哉(テューバ、セルパン)
公園通りクラシックス.
¥2,500 (ご予約)、¥3,000 (当日)
ご予約、お問い合わせ:松平tierkreis@sirius.104.net(メールを送る)
演奏予定曲目:
溝入敬三, 怪盗キクノロと名探偵アキチ君 (2005)
Giacinto Scelsi, Maknongan (1976) セルパン版
Giacinto Scelsi, Maknongan (1976) バリトン版
Mauricio Kagel, Atem (1969/70)
中世、ルネサンスの2声ポリフォニー小品集
John Cage, Solo for voice 2 (1960) + Solo for tuba (1957) (同時演奏)
橋本晋哉/松平敬, TubaBaliBariTuva (2006)
Yan Maresz, Titube (2001)
Luciano Berio, Sequenza III (1966)
チラシpdfにして後日アップします。
March 15, 2006
双子座三重奏団ライヴ曲目解説(抜粋)
4月7日の双子座三重奏団のライヴの曲に関する情報を若干お知らせします。
M. カーゲル:ヒポクラテスの誓い(1984)
3手ピアノのための小品。つまり中川氏に加えて、曽我部氏と私もピアノを演奏します(汗)。
もっとも第1奏者はほとんど全曲にわたってピアノのボディを打楽器的に叩くだけですが。。
M. カーゲル:Rrrrrrr...(1981/82)(日本初演?)
カーゲルは同名の様々な楽器編成のための曲集を作曲していますが、今回演奏するのは声のための曲集で4曲からなっています。
1. revolution speech
2. rural blue
3. rappresentazione sacra
4. railroad song
本来は声のア・カペラ、もしくは声とピアノのための作品ですが、楽譜の注意書きに他の楽器編成で演奏する事も可能と書かれているので、トランペットも加えたスペシャル・ヴァージョンでの演奏となります。
最終曲のrailroad songではSLの録音に生演奏が加わる珍品です。
A. ルシエ:バリトンと正弦波のための音楽(1993)(日本初演?)
2声による、ゆっくりと音高をスライドさせてゆく正弦波の録音にバリトンが加わる事により生じる唸りを聞くひたすらストイックな作品です。
W. A. モーツァルト:カノン「マルスの神話を読むのは難しい」(1788)他
モーツァルトは様々な機会のためにカノンを作曲していますが、中にはモーツァルトお手製によるとんでもなく「お下劣な」歌詞を伴ったものがあることはよく知られています。日本語訳詞でも演奏する事によって、その面白さが伝わると宵のですが。。
松平敬:まそなつかか(2006)(世界初演)
倍音唱法(ホーミー)を中心とした主要部分と、それとは全く関係のない挿入部の交替による今回のライヴのための新作。
中川俊郎:海のきりん(1995)
谷川俊太郎の詞による歌曲作品。
基本的に「日本歌曲」風ではありますが、随所に中川氏らしい奇抜な逸脱があります。
その他、今回のライヴのための新作も作曲する「予定」です。
C. フォックス:「ジェネリック・コンポジション」(1999-2000)より
Generic composition#2 for a keyboard instrument
Generic composition#5 for a sliding instrument
Generic composition#6 for a valved brass instrument
曽我部清典:プレリュード「春の宵」(2006)〜一人の奏者と聴衆のための〜(世界初演)
などなど。
演奏会自体の事についてはこちらをどうぞ。
February 26, 2006
双子座三重奏団 2nd LIVE〜春の宵〜

トップページでも既に告知していますが、曲目が固まってきましたのでこちらにも貼り付けておきます。
双子座三重奏団 2nd LIVE〜春の宵〜
曽我部清典(トランペット)、中川俊郎(ピアノ)、松平敬(バリトン)
2006年4月7日(金)19:30開演(開場19:00) 公園通りクラシックス(地図)
演奏予定曲目:
M.カーゲル:ヒポクラテスの誓い(1984)、Rrrrrrr...(1981/82)
A.ルシエ:バリトンと正弦波のための音楽(1993)
D.ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番(1934)
松平敬:まそなつかか(2006)(世界初演)
曽我部清典:プレリュード「春の宵」(2006)(世界初演)
中川俊郎:海のきりん(1995)、浴室のアルキメデス(2006)(世界初演)
C.フォックス:ジェネリック・コンポジション #2, 5, 6(1999-2000)
W.A.モーツァルト:カノン「マルスの神話を読むのは難しい」(1788)ほか
入場料:3,000円(1ドリンク付き、ご予約2,800円)
ご予約は私までメールを頂ければ結構です。
■曲目の概要(抜粋):
M. カーゲル:ヒポクラテスの誓い(1984)
3手ピアノのための小品。つまり中川氏に加えて、曽我部氏と私もピアノを演奏します(汗)。
もっとも第1奏者はほとんど全曲にわたってピアノのボディを打楽器的に叩くだけですが。。
M. カーゲル:Rrrrrrr...(1981/82)(日本初演?)
カーゲルは同名の様々な楽器編成のための曲集を作曲していますが、今回演奏するのは声のための曲集で4曲からなっています。
1. revolution speech
2. rural blue
3. rappresentazione sacra
4. railroad song
本来は声のア・カペラ、もしくは声とピアノのための作品ですが、楽譜の注意書きに他の楽器編成で演奏する事も可能と書かれているので、トランペットも加えたスペシャル・ヴァージョンでの演奏となります。
最終曲のrailroad songではSLの録音に生演奏が加わる珍品です。
A. ルシエ:バリトンと正弦波のための音楽(1993)(日本初演?)
2声による、ゆっくりと音高をスライドさせてゆく正弦波の録音にバリトンが加わる事により生じる唸りを聞くひたすらストイックな作品です。
W. A. モーツァルト:カノン「マルスの神話を読むのは難しい」(1788)他
モーツァルトは様々な機会のためにカノンを作曲していますが、中にはモーツァルトお手製によるとんでもなく「お下劣な」歌詞を伴ったものがあることはよく知られています。日本語訳詞でも演奏する事によって、その面白さが伝わると宵のですが。。
松平敬:まそなつかか(2006)(世界初演)
倍音唱法(ホーミー)を中心とした主要部分と、それとは全く関係のない挿入部の交替による今回のライヴのための新作。
中川俊郎:海のきりん(1995)
谷川俊太郎の詞による歌曲作品。
基本的に「日本歌曲」風ではありますが、随所に中川氏らしい奇抜な逸脱があります。
その他、今回のライヴのための新作も作曲する「予定」です。
C. フォックス:「ジェネリック・コンポジション」(1999-2000)より
Generic composition#2 for a keyboard instrument
Generic composition#5 for a sliding instrument
Generic composition#6 for a valved brass instrument
曽我部清典:プレリュード「春の宵」(2006)〜一人の奏者と聴衆のための〜(世界初演)
などなど。
ちなみに、中川氏、曽我部氏、私の3人とも双子座なので「双子座三重奏団」という名前がつきました。
January 25, 2006
天気予報+冬の旅+双子座三重奏団
私の、ここ数ヶ月に出演するおもな演奏会の情報をお知らせします。
B→C 橋本晋哉(テューバ&セルパン)リサイタル
2月21日(火)19:00開演
東京オペラシティリサイタルホール
共演:藤田朗子(ピアノ、チェンバロ)、松平敬(バリトン)
入場料:全席自由3,000円
曲目:
・オルティス:「おお幸福な目よ」にもとづくレセルカーダ第2番&第3番
・J.S.バッハ:カンタータ 第40番《その時神の御子は現われた》BWV40から「地獄の蛇よ、怖くはないのか」
・鈴木純明:セルパンとクラヴサンのための新作(J.S.バッハ BWV40による)(2005、橋本晋哉委嘱作品、世界初演)
・カーゲル:テューバ・ソロのための《ミルム》
・野平一郎:テューバとピアノのための《アラベスクV》
・M.ゴダー:セルパン・ソロのための《セルペンス・セクンド》
・鈴木純明:テューバとライヴ・エレクトロニクスのための《落ち着かないブルドン》
・湯浅譲二:天気予報所見〜バリトンとテューバのためのヴァージョン
・V.グロボカール:テューバとピアノのための《ジュリリチューバイオカ》
私は「天気予報所見」1曲のみの出演となりますが、その他の曲目ももちろん興味深いものばかりです。
シューベルト「冬の旅」
2月25日(土)14:00開演
スタジオプラネット(JR浦和駅徒歩3分)
演奏:松平敬(バリトン)、山田康弘(ピアノ)
入場料:全席自由3,000円(当日券3,500円)
今回は一般的なピアノで、しかもケージなしです(笑)
双子座三重奏団〜春の宵〜
4月7日(金)19:30開演
公園通りクラシックス(渋谷)
入場料:3,000円(1ドリンク付き、予約2,800円)
曲目未定
演奏:曽我部清典(トランペット)、中川俊郎(ピアノ)、松平敬(バリトン)
とりあえず場所を押さえただけで詳細はこれから、という状況ですが、前回同様、微妙にゆる〜い雰囲気になるのではないかと想像しています。
December 10, 2005
ストラヴィンスキー「結婚」やります
東京工業大学混声合唱団コールクライネス第40回演奏会
曲目:
ラフマニノフ「晩梼」より
シュニトケ「合唱協奏曲」より
ロシア民謡
ストラヴィンスキー「結婚」
指揮:大谷研二 ピアノ:山部陽子ほか
大隅智佳子(ソプラノ) 北條加奈(アルト)
井上幸一(テノール) 松平敬(バス)
演出:高岸未朝
平成17年12月23日(金・祝) 18:30開演
昭和女子大学 人見記念講堂
入場料:1000円
http://www.chorkleines.com/concert/index.html
なんといってもピアノ4台+打楽器に合唱、独唱が加わるストラヴィンスキーの「結婚」が要注目です。
今日これから全員の初合わせなのでどうなることやら、という感じですが是非ともご来場下さい。
November 22, 2005
NHK-FM「現代の音楽」 - 川島素晴特集
11月27日18時よりNHK-FM「現代の音楽」で川島素晴氏の作品をまとめて放送するそうですが、私が委嘱、初演したインヴェンションIIIの「演奏」も取り上げられるようです。
放送予定曲は以下の通りです。
■12人のイカレたチェリスト (2004)
■4つのインヴェンション (1994/95/04/05)
■篠田桃紅の絵と言葉による8つのエスキス(2005)より 第8曲『熱望』
もしよろしければ御聞きください。
November 07, 2005
音楽詩劇「朝日に舞う黒鳥」
作曲:川島 素晴
ソプラノ:太田 真紀
バリトン:松平 敬
ピアノ:川島 素晴
作・構成:上田 木綿子(クローデルのテクストによる)
2005年11月17日19時開演
於:東京日仏学院エスパス・イマージュ
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://homepage.mac.com/kyokom3/kurotori/
まだ楽譜もらってません(滝汗)
July 13, 2005
秋吉台の夏2005
今年の08月16-21日にかけて山口県秋吉台国際芸術村で開催される「秋吉台の夏 2005」へ参加することになりました。
この講習会の始めと最後の2回、コンサートが行われますが、私は以下の作品を演奏します。
G. Scelsi: Wo Ma
松平頼暁: It's gonna be a hard core
湯浅譲二:「R. D. レインからの二篇」〜私は夢をみた〜、〜愛は似る。降りくる雪の〜
湯浅譲二:「天気予報所見」
松平頼暁氏の作品はもともとソプラノとピアノのためのものだったものをバリトン用に直し、さらに少し手を加えたものですが、歌のパートは終始4拍子を5分割したリズムで歌い、しかも1フレーズがその5連符の6つ分という非常に複雑なリズム(作曲者曰く「4拍子で5拍子で6拍子の作品」)、さらにそのリズムに合わせて手拍子も叩かなくてはならない超難曲です。
湯浅譲二氏の「天気予報所見」は曽我部清典氏と何度も演奏した作品ですが、今回はチューバの橋本晋哉氏とのデュオというより異色な編成に直しての演奏となります。「R. D. レインからの二篇」はソプラノの平松英子さんのために作曲した無伴奏ソロの非常に美しい作品ですが、バリトン用に移調しての演奏となります。
May 13, 2005
曽我部清典(trp)&柳澤智之(cb)デュオリサイタル
私の新作、「ゲシュタルト崩壊」の初演されるコンサートの情報です。
Ensemble Contemporary α RECITAL SERIES
vol.17:曽我部清典(trp)&柳澤智之(cb)デュオリサイタル
(川島素晴プロデュース)
2005年6月29日(水) 19:00開演
すみだトリフォニーホール・小ホール
松平敬 / ゲシュタルト崩壊 (2005/世界初演)
川島素晴 / ポリプロソポスIIb (2000)
川島素晴 / パgani蟹/Paganinissimo (1999)
カールハインツ・シュトックハウゼン / HALT (1978/83/日本初演)
北爪やよひ / エネク IX (2005/世界初演)
清水一徹 / パラサイトロンバ (2005/世界初演)
川島素晴 / インヴェンションIV (2005/世界初演)
このラインナップを見ただけで、なにやら物凄いコンサートになりそうな予感がします。。
詳しい情報は以下のページよりご覧下さい。
http://alpha.cside.com/schedule/recital17/recital17.htm
April 11, 2005
冬の旅 & 冬の音楽 + ゲシュタルト崩壊
狙った訳ではないのですが、シュトックハウゼン来日公演初日の前日にシューベルトの「冬の旅」、ケージの「冬の音楽」を一晩でやってしまうというコンサートを行います。しかも共演は「あの」大井浩明氏の「フォルテピアノ」です。
冬の旅・冬の音楽 〜2つのモノクローム〜
演奏曲目
シューベルト:「冬の旅」(全曲)
ケージ:「冬の音楽」+「ソング・ブックス」より(同時演奏)
バリトン:松平敬
フォルテピアノ:大井浩明
2005年6月22日(水)19時開演(18時30分開場)
池袋自由学園明日館講堂
入場料:3,500円(学生1,500円)
チラシはこちらをご覧下さい。
ご予約、お申し込み等は当方までメールを下さい。
mailto:tierkreis@sirius.104.net
大井さんといえばクセナキスを始めとした現代音楽の演奏を思い起こす方が多いと思いますが、チェンバロなどの古楽器によるバロック音楽など古い音楽にも精通していて、その両面を一晩で楽しめる面白い演奏会になると思います。
そしてその一週間後、私の新作が演奏されます。
アンサンブルコンテンポラリーα リサイタルシリーズ vol.17
曽我部清典(trp)&柳澤智之(cb)デュオ・リサイタル
2005年6月29日(水)すみだトリフォニーホール・小ホール
このコンサートで私の新作「ゲシュタルト崩壊」を演奏して頂く事になりますが、曽我部、柳澤両氏にこのコンサートのプロデューサーの川島素晴氏の加わったトリオのために作曲しました。
2月に披露した「双子座三重奏曲」に気を良くした私がどのような作品を作ったか楽しみにしていて下さい。
March 11, 2005
双子座三重奏団ライヴ写真
先日の「双子座三重奏団」のライヴの写真をある関係者の方に撮って頂きましたが、かなりのケッサクだったので公開する事にしました。上の写真をクリックするとその他の写真も掲載されたページへ飛びます。ちなみにこの写真は湯浅譲二氏の「天気予報所見」の演奏風景です。ゴーグルの着用や様々な動きもスコアに指定されています。
January 18, 2005
コンサート情報
近々私が出演するコンサートの情報をお知らせします。
■ Drumming 小川真由子 パーカッションコンサート ■
ノアゴー: イー・チンより
クセナキス:カッサンドラ
ライヒ:ドラミング
バリトン・声:松平 敬
パーカッション: 奥田有紀、北川 皎、島田亜希子、水流恵美子、中路友恵 、中村佳代、中村麻衣子、
福山直子、宮嶋曉子、宮本妥子、村居 勲
ダンス:三林かおり、TEN
2005年1月29日(土)6:00開演(5:30開場)
大阪市中央公会堂(大集会堂)
(地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅下車1番出口から徒歩約5分 京阪電鉄「淀屋橋」駅下車徒歩約5分)
入場料:(自由席、税込) 一般・前売 4,000円 当日 4,300円 学生・前売 2,500円 当日 2,800円
※要介助の方は介助者の料金は無料
詳しくはこちらをご覧下さい。
■ 双子座三重奏団 聖ヴァレンタイン・ライヴ ■
川島素晴/インヴェンションIII
鈴木治行/句読点V
G・シェルシ/WO MAより
湯浅譲二/天気予報所見
J・S・バッハ/マタイ受難曲より
武満徹/めぐり逢い・小さな空
レノン&マッカートニー/ミッシェル
松平敬/双子座三重奏曲(世界初演)
中川俊郎/ベルジュレット
ほか
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(作曲・ピアノ)
松平敬(声)
2005年2月10日(木)開演19時30分(開場19時)
公園通りクラシックス
(渋谷駅下車7分、東京山手教会B1F)
入場料3,000円(1ドリンク付、予約2,800円)
ご予約/公園通りクラシックス tel:03-3464-2701

